みなさんは、海苔がいつ頃誕生したのかをご存じでしょうか?実は海苔の歴史は意外と古く、昔は高級品として扱われていました。その頃から海苔の養殖方法は手間暇かけて作られています。海苔の歴史や作り方についてご紹介いたします。
海苔が初めて書物に登場したのは奈良時代の頃と言われています。当時の正倉院文書や風土記にも、「紫菜(むらさきのり)」の記載があります。朝廷に8種類の海苔が御調(みつぎ)として納められ、その中でも紫菜は最も高級品として扱われていました。
現在のような乾燥した海苔ではなく、生海苔が一般的でした。また、鎌倉時代・室町時代では、伊豆の海で取れるものが高級品になり食されていました。京都の後白河法皇にも海苔が納められていた記述が残っています。海苔は懐石料理や精進料理にも使われており、香りや彩りを添える貴重な食材で、たくさんの人々に愛されてきました。
江戸時代の品川や大森の浅瀬で、本格的に海苔の養殖は行われるようになりました。海中に竹や木の枝で作ったヒビを立て、そこに付着した海苔を引潮時に収穫していました。ヒビ作りは夏場が勝負で、秋にはヒビを立てておく必要がありました。収穫した海苔を水に浸けよくほぐし、広げて乾燥させて乾海苔のできあがりです。
海苔生産用具も様々なものが扱われ、海苔取り舟・振り棒・ヒビ立て用具など多数あります。当時の養殖から収穫にかけて、古い図録として記録が残っています。現代の養殖方法も、江戸時代から培って来た知恵を使って行われているのです。
4月から9月で、糸状体培養期に入ります。ミキサーで細かく砕いた糸状体を、牡蠣殻の中に潜らせて培養します。10月から2月で、育苗期および採苗期に入ります。網にタネが着いてから、網に広がるまで大切に育苗していきます。そして採苗と網展開を繰り返し行います。ここが、おいしい海苔になるかどうかの分かれ道となります。
12月から4月にかけて、摘採をします。摘採は、海苔の細胞が光合成によって目を覚ますまでの夜中から明け方まで行われます。光合成が始まってしまってからでは、うまく摘採することができません。育った海苔は、最終的に陸揚げされたのち、加工されていきます。
海苔は古くから人々に愛されており、高級品としても扱われてきました。海苔の作り方も時間や手間をかけ丁寧に製造されています。深谷商店では自宅用や贈答用としてもおすすめの高級焼き海苔を販売しております。自宅用なら焼き海苔、贈答用ですと焼き海苔と味付け海苔がセットになったギフトセットが人気です。通販で簡単にご購入できますので、自宅用や贈答用に高級な焼き海苔や味付け海苔をお探しなら、ぜひご利用ください。
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